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Recoverian Network

非カストディ・ウォレットの鍵リカバリを支える、独立機関によるネットワーク構想。UPBONDはユーザーの鍵を復元できない——復元を支えるのは、独立した「リカバリアン」。

非カストディ・ウォレットの理想は、ユーザーだけが自分の鍵を管理できること。しかしその裏返しとして、鍵を失えば資産も失われます。UPBOND は設計上、ユーザーの鍵を復元できません

だからこそ、復元を支えるのは UPBOND ではなく、独立した「リカバリアン」です。複数の独立機関が連なる Recoverian Network が、非カストディ性を保ったまま、鍵の復旧可能性をユーザーに届けます。

課題

鍵を失えば、資産も失われる

セルフカストディでは、シードフレーズや端末を失った瞬間に資産へアクセスできなくなります。復旧手段がないことは、ユーザーにとって大きな参入障壁です。

事業者が復旧を握ると、預かりになる

ならばと事業者自身が復旧手段を保持すれば、ユーザーの資産を実質的に管理できてしまい、非カストディという前提が崩れます。

復旧を、独立機関に委ねる

復旧を支える鍵を、事業者でも UPBOND でもない独立した第三者機関が保持する。構造そのもので、非カストディ性と復旧可能性を両立します。

PATENT PENDING 国際公開済み特許出願 WO 2026/003995 A1 に基づく設計
当事者 保持するもの 保持しないもの
ユーザー端末 Device Share(端末上のシェア)
UPBOND 暗号化されたリカバリ情報(暗号文)のみ 復号鍵は持たない
リカバリアン 復号鍵のみ 暗号文・ユーザーの秘密鍵は持たない

復号機能は、ウォレット提供者のサーバーに備わりません。 UPBOND は暗号文を預かるだけで復号鍵を持たず、リカバリアンは復号鍵を持つだけで暗号文を持たない。この分離こそが、非カストディ性の核です。

リカバリアンがユーザーの秘密鍵や資産を預かることは、一切ありません。 リカバリアンが保持するのは、自社の管理下で生成した復号鍵のみ。ウォレットの復元は、ユーザー自身の端末上で完結します。

01

どの1機関でも支援できる(any-of-N)

リカバリ情報は各参加機関の公開鍵へ個別にラップされ、いずれか1機関だけでも復旧を支援できます。

02

1機関の脱退・障害に強い

ある機関が脱退・障害に陥っても、他機関がカバーするため、ユーザーのリカバリ可能性は損なわれません。

03

後発参加機関も既存ユーザーをカバー

後から参加した機関も、統制された再ラップ手続きにより、既存ユーザーのリカバリに加われます。

04

将来は k-of-n へ発展可能

複数機関の協調を要する k-of-n 方式への発展も、設計上あらかじめ想定されています。

01

秘密鍵は機関間を移動しない

各機関は鍵ペアを自社の HSM 内で生成・保持し、秘密鍵はネットワーク上を一切移動しません。

02

UPBOND は復号に関与できない

ウォレット提供者が復号操作に一切関与できない構造を、恒久的に維持します。

03

参加・脱退で再暗号化しない

機関の参加・脱退は暗号文の再暗号化を伴わず、ラップの追記・削除のみで完結します。

04

すべての復号は監査可能

あらゆる復号操作は、統制され監査可能なプロセスとして記録・運用されます。

01

鍵ペアの安全な保持

復号鍵ペアを自社の管理下で安全に保持します(HSM の利用を推奨)。

02

復号依頼への統制された応答

ユーザーからの復号依頼に対し、統制されたプロセスに沿って応答します。

03

監査への協力

復号操作の記録を残し、監査可能なプロセスの運用に協力します。

想定する参加機関
信託銀行 金融機関 監査法人 法律事務所 など、独立性と事業継続性のある機関
懸念

ユーザーの秘密鍵・資産を預かることになるのでは

構造上の答え

預かりません。保持するのは自社の管理下で生成した復号鍵のみで、ユーザーの秘密鍵・資産・暗号文はいずれも保持しません。復元処理はユーザー端末上で完結します。

懸念

単独でユーザー資産にアクセスできてしまう立場になるのでは

構造上の答え

構造上、不可能です。復号鍵だけでは何も復号できません(暗号文は UPBOND 側に保管され、リカバリアンは保持しない)。どの1者も、単独ではユーザーの鍵に到達できない設計です。

懸念

自社の鍵が漏洩したら重大事故になるのでは

構造上の答え

影響は限定的で、即時に失効できます。漏洩した復号鍵単独では暗号文がなければ復号できず、当該機関向けのラップ(暗号化データ鍵)を削除すれば即時失効。鍵のローテーションも、暗号文全体の再暗号化なしに完了します。

懸念

自社の障害・撤退がユーザーの資産喪失に直結するのでは

構造上の答え

any-of-N の冗長構造です。複数の独立機関がそれぞれ復旧を支援できるため、1機関の障害・脱退がネットワーク全体の単一障害点になりません。脱退もラップ削除のみで完結します。

懸念

大規模なシステム投資・専任組織が必要になるのでは

構造上の答え

不要です。求められるのは、鍵ペアの安全な保持(HSM 推奨)、統制された復号依頼への応答、監査への協力のみです。

懸念

不正な復号依頼に応じてしまうリスクは

構造上の答え

すべての復号はユーザー本人の依頼に基づき、統制・記録された監査可能なプロセスとして運用されます。

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